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引用:全国賃貸住宅新聞 2019年2月14日 団地内にDIY施設 より



「DIY」
一時期流行語のように流行っていました。
そして、マンションも借り手が自由に改装出来たら入居率UPや空き家対策になるのではないかということで、2年ほど前から大阪府住宅供給公社がDIYができる賃貸「団地カスタマイズ」を始めています。
結構好調なようで、同社はこの団地カスタマイズを行っている団地を対象に2月16日に「DIYのいえ」を団地内で開業しました。本格的な工具を貸してくれるそうです。そして、面白いのは、専門家のレクチャーがあること。
ワークショップ形式で定期的に行われ学習することができ、まさに「自分の住みたい家」を実現することができます。
しかも、原状回復義務「なし」という。
2年前から始まり今では、200件程の申込があるそう。
高齢者でも親しみやすいDIYの施工法を提案してくれるそうで、交流の場としても活用でき、若年層の呼び込みに加え入居者の流出を防ぐ役割も期待できますね。

今後の展開に期待です。


大阪府住宅供給公社(大阪市)は16日、DIYの作業スペース・関連商品の販売を行う『DIYのいえ』を、管理を行う団地内にて開業する。
泉北高速鉄道「泉ヶ丘」駅から徒歩約10分の『茶山台団地』の1階住居2室を活用。
月4回程度、第1、3週目の水曜と土曜日に営業する。
向かい合った45m2の空き住居2部屋を改装。
利用者には無料で丸のこ、インパクトドライバー、ミニサンダーなどの工具のレンタルや作業スペースを開放。専門スタッフによるレクチャーも行う。
ワークショップ形式のセミナーも随時開催していく予定だ。
同施設は、入居者だけでなく、地域住民の利用も可能で、コミュニティースペースとしての活用も考えている。
運営は、リフォーム事業を行うカザールホーム(大阪府堺市)が行う。
同公社が所有する大阪府内の団地約1万2000戸を対象に、原状回復費なしで自由に部屋を改修できる『団地カスタマイズ』を約2年前から展開しており、これまで200件以上の申し込みがある。
若年層からの反響があるものの、茶山台団地の入居者は高齢者が46%を占めている。
同施設では、高齢者でも親しみやすいDIYの施工法を提案し、交流の場としても活用。
若年層の呼び込みに加えて、入居者の流出を防ぐ役割を期待する。
将来的には、高齢の入居者を同施設のスタッフとして雇う構想もあるという。
また、開業日の16日にはアドバイザーによるワークショップも開催する。

引用:全国賃貸住宅新聞 2019年2月14日 団地内にDIY施設 より

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