賃貸退去をスムーズに進めるには。入居前の賃貸欠陥のチェック、入居中の賃貸設備の正しい使用で賃貸トラブルは防げます。

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新しい生活を楽しみに賃貸住宅に引越しをしてから、「アレ、こんなはずじゃなかった」と思うことは、誰もが多かれ少なかれ経験があるのではないでしょうか。どんな賃貸トラブルが多いのかというと、物件の欠陥や故障、次いで近隣問題、原状回復トラブルです。

賃貸設備は、ガス給湯器やエアコン、換気扇、また温水洗浄便座等がありますが、これらが故障した時は貸主が修繕を行う義務があるので、すぐに管理会社等を通じて連絡をしましょう。自分で修理会社を呼び直してもらいますと、「故障原因は不明」と貸主が修理代金負担に異議を唱える事もあるので、必ず管理会社に一報をいれましょう。(但し、水漏れ、ガス漏れ等の緊急事態は例外です。)

近隣トラブルでは「音楽や子供の走る足音」等の隣人との騒音問題、「共用部の個人的な使用」等の生活マナーに関する事です。管理会社や不動産会社、貸主に連絡をするのが賢明な解決方法と言えます。

当事者同士で話が付かず問題が複雑になると、弁護士や専門相談窓口などに相談するケースも出てきます。

このような事例を多く扱う専門窓口機関として、日本賃貸住宅管理業協会や不動産適正取引推進機構、国民生活センターがあります。

さてタワーマンション設備での賃貸欠陥は建物のグレードの高さ等で少ないと思われますが、新築でない限り以前の賃借人が使っていたので、設備等の故障が出てくる場合もあります。

これらの問題は、70%が解決したというアンケート結果もありますので、早めにきちんと対処することが大切でしょう。

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